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魚屋さんで飼われていた犬を撫でたとき

バス停があるところに、小さな魚屋さんがあった。そこの魚屋さんに、タロウと言う名前の犬がいた。小学生の頃、バスを利用している友達は、そのタロウのところで遊びながら、バスを待っていた。私の家でも犬を飼っていたため、犬には慣れていたが、やはり他の家で飼っている犬は、自分に慣れているわけではない。家族以外の人を警戒して、吠えたり、噛み付いてもおかしくない。でも、魚屋さんのタロウは、昔からバスを待つ小学生と遊んでいるため、人に慣れているのか、吠えることもなかった。


最初、私はタロウを警戒していたが、みんなが可愛いと言って撫でるため、しばらくしてから、私も撫でるようになった。撫でてあげると、目を細めている。自分の家で飼っている犬以外に触ることは、滅多にないことで緊張した。その緊張は、噛まれるかもしれないと言う不安だった。しかし、犬に対して、人間の私が上だと言う態度を見せないと、犬がこいつは自分よりも下だと判断して、襲い掛かってくることがあると聞いたことがある。私は緊張と不安を必死に隠し、余裕があるように撫でていた。